警察庁は20日に公表した道路交通法改正試案に、運転中の携帯電話使用に関する罰則強化を盛り込んだ。
運転中にスマートフォン(スマホ)や携帯電話を手にして使用する「ながら運転」をした場合の反則金の限度額を引き上げる。ドライバーが支払う金額は政令で定められるが、現行の普通車6千円から、1万8千円程度まで引き上げられる見通しだ。
反則金の限度額は法改正試案では、大型自動車を1万円から5万円、普通車を8千円から4万円、小型特殊自動車を6千円から3万円にそれぞれ引き上げる。
反則金の支払いを拒否した場合などは、刑事罰の対象となる。現行の「5万円以下の罰金」を、懲役刑を新設して「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」とする。
携帯電話が原因で事故を起こした場合(交通の危険)は、罰則は「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」(現在は3月以下の懲役または5万円以下の罰金)。人にけがをさせた場合は免許の仮停止の対象となる。
罰則強化の背景として同庁は、携帯電話使用による事故の増加を挙げている。同庁の統計では、2017年1年間にスマホや携帯電話、カーナビゲーションの操作が原因で起きた事故は2832件(うち死亡事故40件)で、12年の1935件(同29件)の1.5倍に増えた。
引用元 日本経済新聞
「ながら運転」これ、非常に危険です。
私も日々運転しながら、スマホや携帯電話を利用しながら運転をされている方を、よく見かけます。
渋滞に巻き込まれてしまったり、信号待ちなどで、止まっている時など、電話を掛けないまでも、スマホや携帯電話についつい手が行ってしまう・・・
特に激しい渋滞時などには、スマホや携帯電話を利用してしまいがち。
前方で、スマホや携帯電話を手で操作しいるドライバーはすぐ分かり、運転のふらつき、車の挙動不審、後ろで見ていても怖いです。
スマホや携帯電話を手で操作しながらの運転は、必ずふらつきます。また前方から目を離すことになるため、追突する危険性大!!
1秒間スマホに目を移し、前方不注意になった場合、 時速60キロでは17メートル進んでしまいます。
追突以外にも進路方向を失い、路肩に向かってしまうとか、車が歩行者に向かってしまうとか、本当に見ていて怖いし、ほかのものを、巻き添えにする事も十分考えられるので、絶対にやめてほしい!!
また最近特に感じるのは、信号待ちでのスマホや携帯電話操作で、信号が変わったことに気付か無いドライバーに良く遭遇します。
これ、後ろにいるドライバーにしてみれば、良い気分ではありません。
相手の気分を害することは、あおり運転を誘発することにもなりかねませんよ。
走路は公共の場、、周りに迷惑をかけないよう、事故を起こさないようにするのが、運転の基本中の基本です。